〔050〕向 山 (569m)

2013年07月13日


兵庫100山に戻る

Road Map :国道175号線、又は176号線で水別れ公園を目指せば道標が導いてくれる。
Route Map:観音堂登山口から向山、清水山を経由して鳳翔寺登山口まで縦走する。
  冬の間に2回トライしたが、共に雪が降ってきて登るまでもなく敗退。ヒカゲツツジの4月はハイカーが多いであろうと行く気無し。 そして前回と同じく、クソ暑い盛夏に登ることに。
兵庫100山』   展望の利かない樹林帯は日差しを遮ってくれる。
兵庫県丹波市
    標高差:472m
累積標高差:753m
コースタイム:3時間37分
登り:1時間40分
下り:1時間57分
石生辺りから見た向山連山は鋸山と呼んでも良い感じでギザギザとピークが並んでいる。
”水分れ公園”用の広い駐車場があり、ハイカーにも開放されている。
前回もここから出発しているのだが、どちらに向いて歩いてよいのか判らない。 が、しっかりと道標が整備されていた。10時53分に駐車場を出発する。
駐車場から少し歩けば、”観音堂登山口”に着く。 6年前にここから登っているが、記憶はまったくなく、初めて登る山の感じがする。
獣避けフェンスを開けて中に入る。 獣避けフェンスは近隣の
山に多いが、開け閉めが邪魔臭い。
味気ないスギの植林帯を抜けて行く。
雨の天気予報であったが晴れてきた。 展望の利かない
樹林帯であるが、これが日除けとなり、暑い夏には助かる。
でも、風が無いので蒸し暑い。
登山道はしっかりと付いており、薮扱き箇所もない。
きつい斜面はないが登りが淡々と続く。
一本道なのに、これと同じ道標が至る所に立っていた。
5m間隔で立っている箇所もあった。
24分にて ”滝山古墳”と書かれた小さな広場に着く。
周辺を見ても何も無いし、古墳に興味が無いので通り過ぎる。
滝山古墳から少し登ると ”二の山”(298m)に着く。
ピーク感と展望の無い山より、ここまで190mしか登れ
ていないのにがっくりする。
”二の山”からは水平道となり、歩きながらの休憩が出来た。
岩塊が出て来るが、登山道はそれを避けて、右側を通って行く。
”谷中分水界起点”と書かれた標識があったが、
何のことか判らず、通り過ぎる。
この岩の上が最高の展望所となっていた。
”岩座展望所”と書かれていたので寄って見る。
”岩座展望所”から見た氷上の町並み。 対面には大した山は見当たらず。
同じく ”岩座展望所”から見た ”向山連山”。 どれがどれか判らず。
52分で ”三の山”(470m)に着く。 ここもピーク感も
展望も無し。 縦走中の小さなピークであり、とても山とは
思えない。
”三の山”からは下って行き、鞍部から”四の山”に向けて登り返す。
57分にて ”亜炭展望所”に着く。 どこから見ても同じ景色
なので写真は割愛する。 亜炭とは程度の悪い石炭のことらしい。
1時間08分にて ”四の山”(511m)に着く。 北面には展望あり。
1時間40分にて ”向山三角点”(569m)に着く。
向山連山の最高峰はここではなく、この先の ”五の山”の様だ。
ここも北面の展望だけが得られる。
1時間56分にて ”五の山”(591m)に着く。
ここも北面に少し展望あり。
”五の山”からの展望は変わり映えせず。
分岐表示が無いまま、右側の道を選ぶと岩峰が出てきたので、この道で間違いないと確信する。
前回は絶対にこんな道は通っていないし、道も
しっかりしており、これが ”水別れ公園”への道と信じて進んで行く。
薄いながら踏み跡があったが、この斜面で踏み跡が消えてしまう。ここまで分岐を気にしながら下って来たが、その様なものはなかったので、この斜面を下って行く。
カミナリが鳴り、雨が降ってきて薄暗くなってくる。 写真を撮るにもストロボが必要になってきた。 道間違いからの下りを何度も経験しているが、下るに従い、倒木が増えてくるものだ。
下り斜面が極端にきつくなることはなく、倒木も大した
ことなく終ったが、まだ登山道とは出合わない。
谷筋に導かれ、左右が崖になり、谷筋を右へ左へ渡りながら
歩き易い所を探しながら下って行く。
杣道に入り斜面を下って行くと、落葉には隠れているがしっかりした道となってきた。もう安心である。で、登山道はどこにあるのだろう。
遠くに杣道の様な感じの道が見えた。これで助かったかも。
兎に角、その道に早く入りたい。
下山1時間37分にて林道に出る。
穏やかな道となってくる。
林道を下って行くと登山口があったが、
これは下山しようとした登山口ではない。
”水別れの水”と書かれた水場があり、冷たい水で顔を洗う。
目的の登山口があった。 道間違えがなければ、ここに下りて
来ているはずだった。うこで道を間違えたのか思い付かない。
水別れ公園のゲートに着く。 これを通れば水別れ公園だ。
全巾はもっと広いが水量が少なく迫力に欠ける。
ポンプ循環ではこれが限界なのか。
前回同様、偽ナイヤガラの滝を見学する。
”向山連山”を振り返り見る。 どの谷を下ったのか、もう判らない。
お参りではないが ”いそ部神社”の前を通る。
駐車場近くから苦労をさせて頂いた向山連山を見る。 次は冬にでも来たいと思っている。
むかいやま